◆ 「はやぶさ2」 〜衝突体への電子ビーム溶接


 小惑星イトカワの探査に成功した「はやぶさ」に続き、「はやぶさ2」が2014年に打上げが予定されています。

 各ミッションが予定通りクリアされれば、2018年にC型小惑星「1999 JU3」に到着、2020年に地球へ帰還します。

 弊社の加工技術は、このはやぶさ2にも活かされています。

 はやぶさ2は、小惑星からの試料を採取する際に、事前に直径約20cm、重さ約10kgの円筒形の衝突体を爆破させ、直径数メートルの人工クレーターを作ることによって深部の試料を採取します。



 この円筒形の衝突体に弊社の電子ビームによる加工技術が使われています。

 ステンレス製の衝突体の内部に爆薬を詰め、銅製の板で蓋をする。ステンレスと銅では、熱伝導率や融点の違いがある為、その異種金属同士をカーブを描きながら均一な強度で接合するには、長年の経験に裏付けられた高度な技術力が求められます。

『失敗しました。』では済まされない。

弊社の溶接がミッションの成否に大きな影響を与えることになります。
だからこそ、検証に検証を重ねて、確たる技術力と確証を持ったうえで、製作に取り組みました。

高度な加工技術が求められることが多い弊社の業務は、プレッシャーも大きいですが、弊社にしかできない技術であるという自負があります。

その気持ちは、航空機、レース用自動車から、パソコンや携帯端末等の日用品の部品の加工においても、変わることはありません。

弊社は常にどんな製品に対しても、邪魔にならない程度のプライドと心地のいい緊張感をもって取り組んでおります。



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