〇ビジネスモデル
当社は、メーカーにとっては最新鋭機のショールーム、顧客の大手メーカーにとっては最新鋭機を使った試作ラインの役割、得意技術を持った地域の中小と企業連合を形成して提案力を強化し、大手の開発、加工業務を受託できる体制をとっています。
メーカーからの注文加工だけではなく、技術課題を解決する加工技術のご提案、営業情報などの共有など、お客様とメーカーを結ぶ大きな役割を果たしています。
東成エレクトロビームのビジネスモデル
〇三方一両得
ジョブショップの活用メリット
当社は、電子ビーム溶接など最先端の溶接技術を使い、部品の試作や加工を主に手がけています。
最先端溶接装置を購入し、装置メーカーと自動車メーカーなどの間に立ち、例えば自動車部品の開発段階の実験・改良の場を提供し、量産体制前の段階の部品生産なども請け負っています。
大手企業は、高度な技術だけに、材料や条件など、研究開発にも多大な時間とコストが必要となります。
そしてメーカー側は、価格競争の元、大きなリスクを負った上で営業していかなければなりません。
そこで、材料から加工、プレス、組み立てなどの中小企業とネットワークを組み、大手から一括して製品のある部分を丸ごと請け負い、各社に得意分野の仕事を発注するといった体制をとり、ネットワークの中での情報交換などによるメリットを最大限に活かせるようにと取り組んでいます。
三方一両得の考え
〇コーディネート
柔軟な企業間のネットワーク
従来、発注する側のお客様は下記左図のように一つの品物(部品)を作る上で材料~組立まで各企業それぞれに発注されていたと思います。
当社では、お客様の製品開発のお手伝いをさせていただく中で、お客様とパートナーシップを結び、材料~納品までの一連を責任を持ってお受けいたします。
その中で適切な機械設備や工程の組み合わせを協力会社と共に検討し、お客様に提案しながらご要望にお応えするよう努めております。
〇広域強者連合「ファイブテックネット」
中小企業が技術、ノウハウの緊密な「すり合わせ」を通じて、柔軟に「強み」を総互補完しながら高付加価値の製品サービスを創り出す新たな連携。
これが、これからの日本の中小企業の目指す方向だと考えます。
技術力の連携
●異種業のネットワーク体制
●各社の強みを連携し、連合体を構築
●新しい共同提案・共同受注を目指す